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外が暗くても心に光を

前のバイト先の元後輩とは腐れ縁が続いており、

辞めて1年経っているのに未だに付き合いがある。

この元後輩は俺の人生の中で唯一、100%格下だと思える男だ。

日頃から人には敬意を払うようにしているが、彼だけはどうしようもない。

 

 

全く勉強してない俺より学力が低いのに公務員試験受けようとしたり、

自分のエントリーシートなのに9割がた俺に書かせたり、

試験対策を頼んできたくせに近くのイベントに遊びたがって行ってしまうなど、

しょうもない損害を与えてくる。

話の内容も元後輩のニートの友人とクズの友人のことで、

聞いてもないのに聞かせてきたりする。

なんだかんだこんなこと言いつつも付き合う俺もどうかしてるんだけどな。

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いつも皮切りとなる会話の内容は元バイト先の近況報告が

お決まりとなっている。

実際はただの愚痴なのだが、

ちょっとクレージーな事件が起きたりもするので一応聴いてる。

それに俺も友達いないからこういうのでも大事にしていかないと

他人との生身の交流がなくなってしまうので、疎かにしないようにしてる。

 

昼は元後輩がバイトをサボりながら検索で見つけたラーメン屋を探していた。

この時話していたのは、パワハラで異動になった元バイト先の社員の話。

 

大した業務はないからパワハラなど起こるべくもないのだが、

いよいよ奇跡が起こったのだ。

多分、事例としては初めてではないだろうか。

パワハラの被害者が女性バイトだったし。

 

ちょっとこの話の面倒なところは女性バイトもまた変わってるところだ。

彼女は学習能力と理解力が極めて低いみたいで、

単純作業でもなかなか覚えない。

ここまでは別に問題ない範疇だと思うのだが、この先が問題である。

まず、余裕で嘘をつく

 

「これ、受けたの君だよね?」

知りません(即答かつ嘘)」

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という具合。しかも、バレバレな。

あと、独り言がもうひとりの人格と語っているくらいすごい。

今では治ったらしいが。

仕事中にするメモの落書きがすごい。しかも、隠してるつもりでバレてる。

落書きの内容はBLらしいが、世界観が凄すぎて理解ができない。

人の仕事を邪魔しても自分の作業をやろうとするなど

数えるとキリがないくらいなのだが、

とにかく、独特で扱いにくい。

フォローもしたいところだが、

何せ「嘘をつく」という時点で悪気が「ある」のだから、かばえない。

精神科に通院しているので、仕事の質を変えてやるとかすればいいのだが、

そのあたりは

理解がなく、普通に仕事を振って自爆させている。

組織的にもヤバいところなのだ。

 

パワハラ社員も普段から横柄で、その態度に客からもクレームが付くほど。

その両巨頭がぶつかり、事案となったのだ。

 

事の発端は客からのクレームが相次いだこと。

コミュニケーションが厳しい人なので

説明とかもできず、それがクレームに繋がったようだ。

 

仕事のやり方を変えるとか、ちょっとの改善で終わるものなのだが、

そこがパワハラのすごいところ。

こともあろうに空き部屋で女性バイトを2時間、詰問したのだ。

ちょっとした監禁である。

この監禁は月2くらいはあったようだ。

当然、2人分、人がいなくなることになり、

元後輩がその分苦労したみたいだ。

次に他のバイトにはない、「宿題」を出し、

家でそれをやらせたこと。内容は不明。

 

この女性バイトは見た目は松岡茉優っぽいので、

外見的には申し分無かった。

おそらく、このパワハラ社員は男だったらここまでやらなかったと推測されるので、

俺はこの行動を「マインドレイプ」と名付けた。

 

そして、異動の決定打となったのは自宅への電話だった。

女性バイトが休んだ際、電話をかけ、留守電に

「どーせ、仮病だろ、出てこい」などと言った。

それを聞いた家族がバイト先に電話。本部から人事まで出張ってきて、

あえなく異動となった。

 

いよいよ、そこまでいったかと思った。まぁ、あり得る範疇だなという意識。

なお、女性バイトは感覚がそのアレなので、

ショックだとかそういうことはなく平然と在籍している。

そして、新人女性社員に仕事をていよく押し付けられ、

またクレームになっている。

話すたびに元バイト先はモンスターハウスだったんだなと痛感する。

 

そんな日本の小さな地獄の話を聞き終えたくらいにラーメン屋で麺をすすっていた。

ラーメン屋は小さな天国だな、本当。

 

ラーメン屋を出たら、

元後輩が他のバイトがこっそり話していたセクハラ話を言いふらしたことで

そのバイトが女性社員から「クソロリコン」と文字にすると魔法みたいな

素敵じゃないあだ名を一時期付けられていた話を聞いた。

そのバイトと元後輩は険悪な関係らしい。当たり前だろ。

登場人物が全部ひどすぎてツッコミどころを失っていた。

 

「俺って、芸能界にいたらどの位置にいますかね?」

 

 

いい年して金がないので、夜のサイゼリヤで過ごしていたところ、

元後輩にそう聞かれた。

いつも聞いてくるバカ質問なのでいつもの返答をする。

 

「有岡だよ有岡」

「えー、他にいないんですかー?」

「じゃあ、狩野英考だ。ただ、この二人から積極性と愛嬌と面白さをなくして、

足して割らない感じがお前だ」

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大体、こんな会話。アラサーです。よろしく。

 

その後も2人が思春期の時に流行ったタレントとかの話をするんだが、

俺は(なんで野郎二人で幼稚な会話してんだよ。泣きてぇ。泣きてぇよ)

という気持ちで一杯だった。

 

あと、面白話のつもりで争いの火種になるような話題も提供するから

彼はやっぱりどうしようもないなと思う始末。

あー、可愛い天使のような彼女降ってこねぇかなぁ。

店内はいつの間にか客が少なくなり、閉店準備にかかっていた。

人間は足りないところを補いながら生きているんだ。

 

高校を卒業してから数年は本当にそう思っていた。

ところが、社会に出てから確信したのは足りないところだらけの人たちが足りないまま活動している状況も多々存在しているということだ。

そして、その足りない部分をあたかも足りてるように見せたり、

何も問題ないように見せている人も少なくないのだ。

 

正義は自分にあるとは言わないが、もしそのような不足分を押し付けられたり、

後始末を頼まれたり、逆に不足分を責められたりしても、

腐らずやっていけるようにしていこう。

心に太陽を持つんだ。周りの間違いを何とかするんじゃない。

自分が本当に正しいと思えることを

見つけて、周りの役に立つようにするんだ。負の連鎖を自分で止めるような気持ちで。

でも、頑張りすぎたら休む器用さも備えて、生きていく。



サイゼリヤを出た俺は終電で帰ったが、

方向を間違ったため徒歩で地元まで帰ることになったのだが、

それはまた別のおはなし。