帰還の果て
昼から夜まで酒を飲まない知人とノンアルコールで過ごしたにも関わらず、
終電を逃した深夜。
10駅くらい歩いて午前2時くらいに地元のバーに着いた。
扉をくぐるといつものメンツがいる。まったく、よく懲りずに来るぜ・・・。
いつものって言っても4回目くらいなんだけどね。
しかも、向こうが俺を覚えているかは謎。
外が暗くても心に光を
前のバイト先の元後輩とは腐れ縁が続いており、
辞めて1年経っているのに未だに付き合いがある。
この元後輩は俺の人生の中で唯一、100%格下だと思える男だ。
日頃から人には敬意を払うようにしているが、彼だけはどうしようもない。